イメージをつかめば簡単!【of / for / to】の使い方

2022/07/25

基本

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目次


【of / for / to】はイメージが大事!


英文の中でよく出てくるのですが、よく出てくるからこそややこしく思っている人が多いイメージのある【of / for / to】。
今回はこの3つの使い方について解説していきますよ!

この3つに限ったことではないですが、【of / for / to】は特に前後の単語によって日本語訳が変わりやすいので、「イメージする」ことが最大のコツかなと思います。

英語も“言語”なので、完璧に日本語に置き換えるのは難しいです。
なので、頑張って日本語に訳そうとしすぎないでイメージすることを意識して一緒に見ていきましょう!


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このブログ(ENG cafe!)では、洋楽の歌詞を例文として英語の解説をすることを基本としています。 TOEIC のような“勉強”寄りの英語というよりは、 “日常会話”で使うような英語 を感じてもらうことをメインとしていて、特に英語に苦手意識を感じている人には「英語はもっと...



【of / for / to】それぞれのイメージ



【of】は“ちぎったパン”のイメージ


【of】のイメージは“ちぎったパン”だ!」と言われても意味が分からないと思いますので、まずは例文を見てみましょう!


I'll be sleeping on the left side of the bed
私はベッドの左側で眠る
Meghan Trainor / Dear Future Husband


この例文で言うと、“パン”は「the bed(ベッド)」“パンからちぎった部分”が「left side(左側)」
大事なことから言っていくのが英語の語順なので、大事なのはパン(the bed)よりもパンのちぎった部分(left side)です。

つまり、大事なのは「the bed」よりも「left side」、でも「left side」はあくまで「the bed」というパンの一部分だよ!というのが【of】のイメージなんです。

このイメージから、「left side of the bed」は訳すと「ベッドの左側」という意味になるんです。



もうひとつ例文を見ておきましょう!


So just give me all of you
だからただ私にあなたの全てをください
The Greatest Showman / Rewrite The Stars


この例文では「all of you」なので、「you(あなた)」というパンから「all(全て)」という部分をちぎったイメージですね。

“all”が“全て”という意味なのでイメージしにくいかもしれないですが、この“全て”はあくまで「you(あなた)」の属性というか、空も地球もあの子もこの子も何でもかんでも全部!!じゃなくて、「あなた」のものであることが重要なんです。

なので、訳は「あなたの全て」となるんですね。



【for】は“ボールを投げた”イメージ


【for】は「A for B」=「AがBにボールを投げたイメージ」をしてみましょう!
Aが投げたボールをBがキャッチしたかどうかより、“AがBにボールを投げた”ということの方が大事というのが特徴のひとつかなと思います。

では例文を見てみましょう!


It's been difficult for me to trust
信じるということは私にとって難しい
The Kid LAROI, Justin Bieber / STAY


この例文では「difficult(難しい)」から「me(私)」にボールを投げたイメージです。
大事なことから言っていくのが英語の語順、ということを頭におきつつこのイメージを言葉にすると「私にとって難しい」という感じになります。

これが【for】のイメージです。



もうひとつ例文です!


Really don't care for it lately
最近本当にそれを気にしない
Ella Eyre / New Me


この例文では「care(気にする)」から「it(それ)」にボールを投げたイメージです。
この「care」は“don't (do not)”で否定されているので「気にしない」だとか「気にならない」という意味で考えましょう。

これも「it」より「don't care」が大事だということを頭においてイメージしてみましょう。
「don't care」から「it」にボールを投げた様子を言葉にすると「“それ”のために気にしない」だとか「“それ”のために注意をはらわない」という感じになりますね。

なので、「それを気にしない」という訳になるわけです。



【to】は“向き合っている”イメージ


「A to B」のAとBが“向き合っているようなイメージ”があるのがこの【to】です。
ボールを投げたということが大切で、ある意味一方通行なイメージの“of”に対して、【to】はちゃんと相手に届いた感覚が大切です。

「=」とまではいかないですが、ちゃんとお互いがお互いを見ているようなイメージをしてみましょう!


I can speak to you by saying nothing at all
何も言わなくてもあなたと話すことができる
Marshmello / Here With Me


「speak(しゃべる)」と「you(あなた)」が向き合って、ちゃんと意識しているのをイメージしてみましょう。
もしかしたら「しゃべる」は「しゃべる私」でイメージした方が分かりやすいかもしれないですね!

他と同じように英語の語順的に「しゃべる私」がメインというのを頭におきつつ考えると、二人で向き合ってしゃべっているような感じから、これは「あなたと話す」という訳になるわけです。



もうひとつ例文を見ておきましょう。


The club isn't the best place to find a lover
クラブはいい人を見つけるのに最善の場所じゃない
Ed Sheeran / Shape of you


これも「place(場所)」がメインではあるけど、「place」と「find(見つける)」がお互いに向き合って意識しているのをイメージしてみましょう。
「“場所”とは“見つける”ということ」のような感じから、「見つけるための場所」という訳になるんです。



【of / for / to】つける?つけない?


基本的にはこの3つは詳しく言いたいときにつけたらいいし、そうじゃないならつけなくてOKです。

「私はベッドで眠る」だけ言いたいなら「I'll be sleeping on the bed」でいいですし、「ベッドの左側で眠る」と詳しく言いたいなら「left side of the bed」にしてあげたらいい感じです。

「信じるということは難しい」だけ言いたいなら「It's been difficult to trust」、「私にとって難しい」と詳しく言いたいなら「difficult for me to trust」ですね。



なんですが!
【to】だけちょっと注意が必要なので、それについてはちょっと解説をしておきたいと思います!



【to】の注意点 1



「私は泳ぐのが好きです」
× I like swim
○ I like to swim


ポイントは「like(好き)」と「swim(泳ぐ)」という単語。
英語には、基本的に1つの文で1つの動詞しか使えないというルールがあるので、「好き」と「泳ぐ」をそのまま一緒に使うことができないんですね。

ですが「like to swim」にすると、「swim」はこの文の動詞じゃなくて「like」のおまけのような感じになるので使うことができるんです。

つまり、この例文のように動詞を2こ使いたいときは、【to】が必要になる!ということです。


 ちなみに


「私は泳ぐのが好きです」
× I like swim
○ I like swiming


「swim」に「ing」をつけて、“泳ぐ”という動詞じゃなくて“泳ぐこと”というニュアンスにしてしまうのも正解!
「I like to swim」と「I like swiming」のニュアンスの違いは、日本語で言えば「泳ぐのが好き」か「水泳が好き」かくらいの差で、ほとんど違いはないですよ!



【to】の注意点 2


もうひとつは、特に「go(行く)」という単語を使うときの注意点です。


「私は日本に行きます」
× I go Japan
○ I go to Japan


ポイントは「Japan(日本)」の部分。
【to】はちゃんと相手に届いた感覚があって、“お互いに向き合っているイメージ”という説明をしましたよね。
なので、【to】がないと「私は行く 日本」のような、「~へ」が足りない感じに聞こえてしまうんです。

「Japan」のような国名、地名、建物名…などなどのいわゆる名詞を「go」の後に言いたい場合は【to】が必要になるということです。

ですが!
例えばスポーツ観戦などで日本を応援するときに「Go Japan!」というのはOKです。
これは“日本”という土地じゃなくて「日本のチーム」という意味で「Japan」を使っているからなんですね。



一方で【to】がいらない場合というのもあります。


「私は家に帰ります」
× I go to home
○ I go home


「home」は「家」という意味ではあるんですが、“家”という建物というよりは「住んでいる場所」だったり「帰るべき場所」のような、いろんなニュアンスが含まれている単語なんです。
こういう単語には「~へ」というニュアンスも一緒に含まれているので、【to】はつけなくてOKです。

日本語の間違いによくある「頭痛が痛い」みたいな感じに聞こえちゃうということですね。


 ちなみに

“home”とは逆に「house」は「建物そのもの」という意味の“家”なので、【to】が必要になりますよ!

知らない単語を調べるときは、意味だけじゃなく、本質やニュアンスをつかむのは本当に大切なことなんですね。



まとめ


【of】は“ちぎったパン”のイメージ
「A of B」=「ちぎった部分 of パン」で、あくまで「A」はパンの一部

【for】は“ボールを投げた”イメージ
「A for B」=「AからBにボールを投げた」ということで、ボールが届いたかどうかより“ボールを投げた”ということが重要

【to】は“お互いに向き合っている”イメージ
「A to B」=「AとBが向き合っている」ということで、ちゃんとボールが届いているという感覚


基本的には言いたい内容に合わせて【of / for / to】をつけたりつけなかったりしたら大丈夫ですが、【to】だけ大切なポイントがあるので注意しましょう。

ちょっとややこしい注意点ではありますが、単語のニュアンスや本質をちゃんとつかめていればすぐに感覚はつかめるかなと思います!

他になにか分からないところ、ややこしいところなどがあればコメントで教えてくださいね!


See ya!👋

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うーぱー

“日常会話のための英語”はもっと簡単だよ!ということや、日本語と英語の両方の感覚が分かるからこそ伝えられることがあるんじゃないかと思い、このブログを開設しました。洋楽はその時代の言葉の使い方や、歌詞を書いた人の母国や人種によって違いが出やすいと思ったので、このブログでは例文として使わせていただいています。

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